転ばぬ先のチューブレス

チューブレスキットについてよくある質問

 

Q1 施工は簡単にできますか?

A1 説明書をよく読んで順序良く作業して頂ければ、特に技術が必要なことはありません。

 

Q2 エアーもれが心配なのですが・・

A2 作業する前に必ず説明書を読んで頂き、内容を良くご理解した上で施工してください。

これも順序よく確実に施工して頂ければエアーが漏れることはありません。

万が一、エアー漏れがあったとしてもキットにリペア分が含まれていますので補修ができます。

 

Q3 リムの溶接の段差をなくす作業はどの程度までやればいいのですか?

A3 段差があり表面がザラザラでも問題が無い場合もありますので、研磨はお客さんの判断にお任せしています。

XR250純正リムの場合、リムの溶接の段差が少ない為、研磨をせずに問題無く使用しているユーザーさんもいます)

しかし、いずれにしても凸凹が少ない方が良いです。

 

Q4 施工後の注意点は?

A4 施工終了後は、シールテープの接着が強い状態ではないので、慎重にタイヤを組み込んでください。

タイヤのビード部が保護シートに引っかからないようにする為に、ビードワックスをビードの裏もしっかり塗ってください。

タイヤ装着後はエアー圧を2.5キロ〜3キロ入れて、数時間放置するか、又は水槽等でエアー漏れチェックをし、走行前に規定のエアー圧に調整してください。シールテープと保護シートはエアー圧力でニップルの凹凸に馴染み、時間が経過するにつれて接着性が増していきます。

 

Q5 耐久性については?

A5 テープ自体の耐久性は屋外使用で十数年ですし、テープはタイヤの内側にある為、外気や紫外線に晒されていないことと、しかも保護シートでカバーしていますので耐久性、耐候性は極めて優れていると言えるでしょう。

(施工後6年目のリムを確認してもシートやテープ等に変化はありません。)

ただ注意して頂くことは、タイヤ交換時にビートブレーカーや無理のある組み込み等で保護シートを傷めないようにして頂くことです。

 

Q6 スポークが折れた場合は?

A6 スポークがハブの方から折れていれば、ニップルを回しながらスポークをハブの内側から外すことが可能な場合があります。

この場合、スポークを取り付ける時もハブの内側から通してニップルにねじ込みます。

上記の方法が不可能な場合とスポークがニップルの内部で折れている場合は、貼り付けてあるクリアーチューブレスキットの保護シートをカッターでカットしてニップルを取り出してください。

スポークを交換した後にカット部分を補修してください。

 

Q7 洗車時や雨天時の走行でスポークの隙間から水がホイール内に入るのでは?

A7 本来抜群の接着力があるシールテープを更にタイヤ内のエアー圧力でシールテープを圧着していますので水が入る余地はありませんし、シールテープが剥がれることもありません。(雨天時高速走行テストと数々の公式レースで立証済)

 

Q:8 チューブレスキットを施工するとタイヤはチューブレス用に変更した方が良いですか?

A:8 基本的にはチューブレスタイヤを推奨しておりますが、中にはチューブタイヤをご使用するお客様もいます。(エアー漏れなどの報告はありません。)

チューブタイヤの使用を保証することではありませんが、弊社にてモトクロスタイヤやカブのノーマルタイヤで施工後、エアー漏れはなく通常通り走行しております。

チューブタイヤのビード部にゴムの凸があれば、ニッパー等でカットした方が良いです。参考ブログ

万が一、ビード部分からエアーが漏れた場合は、エア漏れ防止剤で対応可能です。

 

Q:9 リムのビード部のギザギザ(ローレット)は、サンダーやサンドペーパー等でなるべく無くしたほうが、いいのでしょうか?

A:9 溝が深い場合は、ベルトサンダー等で整えてください。 ローレットをすべて削り落とす必要はありませんが、ビード部の角は綺麗に仕上げてください。

 

Q:10 ニップルが大きく出っ張っているのですが。

A:10 ニップルが大きい場合は、下の画像のようにニップルの頭をベルトサンダー等で削るとテープが貼り易くなります。削った後は、バリの処理も行ってください。

clip_0117.jpg

OUTEX